Na HangからBa Be国立公園への国道279号をツーリング

11月も中旬を過ぎると朝晩が涼しく感じられる季節になりました。今回はNa HangというTuyen Quang省の北部、山岳地帯にあるダム湖畔の街からBa Be国立公園までの国道279号ルートを走るツーリングに行ってきました。GPSデータの記録がiphoneのアップデートのせいか最初から記録されておらず、正確な走行データを記録することが出来ず総走行距離はわかりませんがだいたい500Kmくらいだったと思います。今回はNa Hangの街で一泊した2日間の旅の様子を記事にします。

朝７時すぎにハノイを出発し、Nhat tan橋から北へ向かうノイバイ空港へ向かう道で北上します。この道は橋を越えて少し走ると自動車専用道になるので側道を走ります。ノイバイ空港の手前から国道2C号（QL2C）でTuyen Quangを目指します。Tuyen Quangはハノイから3時間くらいの街です。QL2C号は道幅が少し他の国道に比べて狭く、バイクの走る路肩スペースが広くないのでトラックやバスが脇を通り過ぎる時や対向車の追い越しがちょっと怖いですね。ただ、ハノイを過ぎて2時間くらい経つと交通量も減ってきます。

Tuyen Quangの街を過ぎると、Na Hang方面へ右に右折して省道189号（DT189）を北上していきます。ここからは山あいの道を進んでいきます。と言っても道は国道とそんなに変わらず、ところどころに村が点在しては山道になるという感じ。昼12時のころ、少し大きめの街に入り、小腹も空いてきたので広場の前にある屋台でバインミーを買って食べました。何処でも売ってる屋台のものです。小学校や中学校の前に出店していているやつです。昼12時のころ、少し大きめの街に入り、小腹も空いてきたので広場の前にある屋台でバインミーを買って食べました。何処でも売ってる屋台のものです。小学校や中学校の前に出店していているやつです。
少し休憩したあと出発します。 道川沿いを進み、峠や谷をアップダウンしながら超えていきます。 高い場所から望む深い緑色の川と山々は絶景です。

1時間ほど山あいの道を走るとNaHangに到着。街は川を挟んで両側にあるようです。
まだ時間も早かったこともあり、街をのぞく程度見ながら今日の宿の目星をつけます。田舎の街の中心には大体、大きめの市場があってその付近にある宿が食事などで便利。市場周りをうろうろ走りながら街の様子をチェックします。こんな小さい街ガイドにも載って居ないので自力で調べる他ありません。
ここで大体、14時くらい。少し道を進んでどんな様子なのかチェックします。
現れたのは大きなダム。水力発電の施設があり、ベトナム北部の重要な電力供給を担っていることがわかります。
ダム湖の脇を走り先に進むと大きな滝を見つけました。バイクを停めて見てみると、ずっと山の上から滝が続いているようです。急に現れる絶景がベトナム北部の魅力です。Googleマップではこのダム湖が表示されていません。多分乾期と雨期では湖の大きさが違うのでしょう。11月は乾期の初めなので雨期に溜まった水が満ちてgoogle mapとの違いがあるんだと思います。
こも滝あたりで15時くらい。ここでNaHangの街へ引き返すことにします。
宿の目星はつけてましたが、まだチェックインしていませんからね。
街に戻り、ホテルで料金を尋ねます。おじさんが出てきて、1泊250KVNDとのこと。案内されたのは3つベッドがある角部屋です。部屋自体はよくあるニャギのタイプで冷蔵庫なし、シャワートイレ一体の洗面ですが角部屋で窓ありの部屋だったでここに決めました。
250km走ってきた疲れもあったのでしばし休憩。起きたら17時でした。
まだ街をよく見てなかったのでここから徒歩で散策。

1日目はこんな感じで終了。市場の周りを散策しましたが、ここに住んでいる住人のためのもので日用品などが売ってるだけ。カフェが近くにあったので、コーヒーを飲んで早めに宿へ戻りました。

2日目は6時に目が覚め、出発の準備。7時にはチェックアウトして出発しました。２日目はNa Hangから国道279号をHa Giang方面へ向かうつもりでしたがGoogleマップに道はあるものの、湖でどうみてもこの先行けない感じ。ベトナムの田舎に行くとGoogleも当てにならないときがあります。ボートで周遊のコースもあるようですが、まだ7時すぎで客もおらず待っているのも何なんでBa Be国立公園方面へ行くことに変更。QL279号を東に進むことにします。

急遽、行き先とルートの変更だったのですが、軽快なワインディングの道は運転するの楽しく、CT125でも楽しくドライブ出来る道です。前日に立ち寄った滝の全景が知りたくてドローンを飛ばして見てみることにしました。