Ha Giang Loop 2日目スタート!
それではいよいよ2日目のスタートです。
Ha Giang 1日目のブログはこちら↓
朝6時に起床。ホテルには朝食が付いていないので通りの並びにあるお店でBunを食べます。


朝食とって、すぐに出発。1日でハザンエリアを一周出来るルートを選択。Yen Minhまで左回りでぐるっと一周します。2年前では走行しなかったルートを選びました。
Ha GiangからYen Minh


Ha Giangの街を抜け、早速山登りのワインディング。朝もやの中、一気に標高を上げていきます。道は荒れておらず、快適。ところどころ土砂崩れの後がありますが、これはベトナムのどのエリアに行ってもありますね。標高を上げると霧が徐々に晴れてきます。


まだ開店していない見晴らしの良いカフェでバイクを停めて景色を堪能。ちょうど自分の高さの雲が晴れ、眼下に雲海が立ち込める絶景に出会えました。


途中のビューポイント。切り立った崖の上にあり、足がすくみます。展望台のようになっていますがちゃんと造られているか不安。
ここまでの道はアスファルト舗装部分が多く、走りやすい。たまに土砂崩れのあとなので土や石で荒れている場所もあるけどCT125に履かせたIRCのオフロードタイヤで難なく乗り越えられます。
険しい谷を越え、午前9時にLung Tam村へ到着。山あいにひらけた場所で、吊り橋を渡り、越えていきます。


Lung Tam村を抜けると、さらに標高を上げて両側に切り立った山を見ながら進む道になります。段々路面も荒れてきて、ところどころアスファルトが剥がれて下地の砂利が出ている場所や、増水時の水の流れでアスファルトが剥ぎ取られた後の土石流の石の道が現れます。景色を楽しみながらも、路面を確認しながら注意深くハンドルを握ります。


山あいの谷川に沿って走るルートは川の増水のたびに道が荒らされ、流れてきた土砂や石が至る所にある荒れた道です。この道だと、大型のアドベンチャーバイクでも乗り越えていくのは苦労すると思います。Ha Giangを2年前に走ったのはCB500Xで、こんな荒れた道に苦労した記憶があったので今回はCT125を選びました。CT125で来て、正解だったと思います。


思返せば、このエリアの道路が一番荒れていたな。振り返ると、進んできた道が見えます。いやーほんとに圧巻の景色、ダイナミックな風景でHa Giangはベトナム北部の中でもちょっとスケールが違います。
山あいには少数民族の村がところどころ点在しています。バイクやスマホは普及しているけど、暮らしは昔と変わらない。民族衣装がカラフルで特徴的ですね。


Yen MinhからQuan Baを通り、Ha Giangへ
Yen Minhの街から少しばかりMeo Vac方面へ行ってみました。この時、12時半でHa Giangまで100Kmの位置。帰りはゆっくり帰って3時間くらい。日が暮れる前までに戻りたいので時間を見ながら、Lung Phin峠の道を走ります。
ここは2年前に走った時、本当に苦労した思いがあった場所。工事中の道路で、深い砂利と土、途中で土砂崩れの後もあり、何度もコケるんじゃないかと思ったほど。
今年走ってみたら快適な舗装道路になってました。ある意味、ちょっと残念な感じ。Ha Giangは険しい道があるのも魅力の一つだと思っているので。


2年ぶりにHa Giangを走ってみて、本当2年でだいぶ変わったと思います。見晴らしの良い場所にはたくさんのカフェがあり、ほとんどの道が舗装されてます。2年前はルートは違いますが、2割が舗装道路で残り8割が荒れた道だったイメージなので。切り立った断崖絶壁の山々や天空に浮かぶ山々などの景色は変わらないですが、ちょっとオーバーツーリズム感だなと思いました。どこに行ってもカフェや食堂は観光客で溢れてましたね。
欧米人やベトナム人観光客もこの大自然を満喫できるスポットに押し寄せ、バイクで走る楽しさを体験しています。
地域の人にとっても観光客がお金を落としてくれているので生活が豊かになっていくので、良い事なのかもしれませんが。
そんな思いをHa Giangの街への帰路の間にちょっと感じました。

おわり
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