NORTHERN VIETNAM TOURING
雲海と石灰岩の山を巡るHa Giang Loop
2025年11月14日、CT125でHa Giangを出発し、Lung TamとLung Phim Valleyを結ぶ山岳ルートを走りました。朝霧の先に現れた雲海、深い渓谷、山肌に続く段々畑、石灰岩の峰に囲まれた村をつないで、Ha Giangへ戻る一日です。
地図に保存した4本の走行データを合計すると、距離は231.6km、走行時間は9時間20分。最高地点は1,358m、高低差がもっとも大きい区間は1,028mでした。
今回走ったルート
Ha GiangからLung Tamへ向かい、Lung Phim Valley周辺を巡って再びHa Giangへ戻りました。Ha Giang Loopを反時計回りでまわります。今回は日程の予定がタイトで、実質1日しかHa Ginagを走ることが出来ません。前回走った2年前とは逆回りでまわることにしました。見どころはLung TamからLung Phim。いろいろとベトナム北部を走ってきましたが、やっぱりHa Giangは別格。近年ではオーバーツーリズムでも話題の場所です。
4区間の走行データ
| ルート | 距離 | 所要時間 | 最高標高 | 高低差 |
|---|---|---|---|---|
| Ha Giang – Lung Tam | 48.5 km | 2時間05分 | 784 m | 682 m |
| Lung Tam – Lung Phim Valley | 68.0 km | 2時間55分 | 1,172 m | 907 m |
| Lung Phim Valley – Lung Tam | 62.5 km | 2時間27分 | 1,358 m | 931 m |
| Lung Tam – Ha Giang | 52.6 km | 1時間53分 | 1,136 m | 1,028 m |
| 合計 | 231.6 km | 9時間20分 | 1,358 m | 1,028 m |
距離だけを見ると丸一日の日帰りで走れそうに見えますが、細い山道、急な高低差、路面の荒れた区間が続きます。写真撮影や休憩の時間も含め、明るいうちに戻れる余裕を持った予定が必要です。
朝霧のHa Giangを出発
Ha Giang市内を離れた直後は霧が濃く、山の輪郭はほとんど見えませんでした。標高を上げるにつれて少しずつ視界が開き、時間が経つにつれ、雲が切れていくようになりました。峠の山道を登っていき雲の上へ出た瞬間、谷を覆う雲海と朝日に照らされた山並みが広がりました。
Ha GiangからLung Tamへ
峠を越えると、道は谷間の集落へ下り、再び山肌に沿って登り始めます。舗装状態は区間ごとに変わり、表面が剥がれて石の浮いた場所もありました。景色に目を取られず、カーブの先と対向車を確認しながら進みます。この区間は意外と交通量があるので、カーブの見通しが効かないところでは注意が必要です。

Lung Tam村の川にかかる吊り橋。自動車は通行不可で、バイク専用。

Lung Tam村はHa Giangから峠を越えた先にある盆地にあります。

Lung Phim Valleyの石灰岩の山へ
Lung Phim Valley周辺では、鋭い石灰岩の峰と畑、集落が近い距離で重なります。同じ山岳ルートでも、開けた谷、岩壁沿いの道、村の中を通る細い道で景色と走り方が次々に変わりました。

折り返す山岳路をHa Giangへ
帰路は最高標高1,136m、高低差1,028mの区間です。山肌を折り返すカーブと長い下りが続き、Ha Giangへ近づくにつれて道幅と交通量が変化します。終盤まで集中力を残すため、展望地点では短い休憩を取りました。

動画で見る|CT125で走るHa Giang北部
霧の中の出発、雲海、吊り橋、谷間の道、荒れた路面、山間部の市場まで、写真だけでは伝わりにくい道の変化を動画にまとめました。日本語字幕はYouTubeプレーヤーの字幕ボタンからオン・オフできます。
Ha Giang Loopを走って感じたこと
一日の走行距離は231.6kmでしたが、印象に残ったのは数字よりも、霧の向こうに現れた雲海、谷底を流れる川、石灰岩の山に囲まれた村、そして路面が変わるたびに走り方を選んだ時間です。
Ha Giang北部では、同じ距離でも平地より移動に時間がかかります。日没、天候、路面状況を優先し、写真を撮るときは安全に停車できる場所を選ぶことが、この景色を最後まで楽しむために大切だと感じました。







